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新刊『鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡』発売とトークイベントのお知らせ

今月発売になる新刊の見本が届きました。
その名も『鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡』(ポプラ社)

今年の初めに、この本を担当してくださった編集者さんと、
「タカラヅカってどうして100年も続いたんですかね?」
といった話をしたのがきっかけで生まれた本です。

これまで書いてきたタカラヅカ関連本をさらっと集大成させた一冊でもあります。
新書なので手に取りやすく、手軽に真面目にタカラヅカのことを知りたい方にもおすすめです。

★発売を記念して、八重洲ブックセンター「本店」にてトークイベントさせていただくことになりました★

先月の日比谷シャンテ店でのイベントに引き続き、フジテレビアナウンサーの向坂樹興さんがお相手してくださいます。
この本を買ってみたい方でお時間許す方は、ぜひこちらのイベントにお越しいただき、本もお買い求めくださいませ!

・日時:2017年9月27日 (水) 19時00分~(開場:18時30分) 
・会場:本店 8F ギャラリー

・申込方法
八重洲ブックセンター「本店」にて書籍購入いただいた方に参加整理券を配布。
(電話予約 03-3281-8201もできます。その場合書籍購入は当日でもOK)

※詳細はこちらのページをご覧ください。

トーク力にもさらに磨きをかけ(??)楽しいひとときにしたいと思っています。
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

2017年9月19日 (火)

宙組「神々の土地」

「神々の土地」観てきました。星逢一夜の時のように号泣はしなかったけれど、観劇後じんわりと来る作品。登場人物一人ひとりが愛情込めて丁寧に描かれています(ただ、その分群像劇的な色彩も強まっているので、それが全体の淡々とした感じにも繋がっているのかも)。

「それぞれの信念に従って」生き抜くドミトリー(朝夏)とイリナ(伶美)の絆は気高くも切ない…。そういう自立した男女の関係、好きなんです。しかも今回はそれをイリナの側から持ちかけるのが素敵。トップコンビ制に縛られない今だからこそ描けた関係性かと思うと、それもまた良かったのではないかと私は思います。

ラスプーチン(愛月)はもっとキモい怪僧かと思いきや、彼は彼なりの信念を持って生きているように思えました。ラストなど農民たちの声なき声を背負い、自身の死をもって革命にいざなっているかのようにさえ見えました。

皇太后マリア(寿)と皇后アレクサンドラ(凛城)、この2人を敢えて男役に当てたのもわかる気がしました。この作品、2人の「女の戦い」がベースにあるわけで、男役ならではの強烈な押しの強さが必要だったのでは。

皇后アレクサンドラの、ひたすら殻に閉じこもってます感、巧かったなあ。彼女の色が皇帝一家の雰囲気を決めてたように思います。ニコライ二世(松風)がこれまた適役で。良い夫を演じさせたら右に出る者がいないんじゃないかと。

その他、印象的だったのは群衆シーン。単に下級生に見せ場を作る的な場面に留まらず、すごく濃いメッセージが感じられる起伏に富んだシーンが多かった気が。次の月組のショーがますます楽しみになりました。

「クラシカルビジュー」はエレガントでゴージャス。黒燕尾で一人ひとりにさりげなく別れを告げていく場面、まぁ様らしくて素敵だったなあ(*゚∀゚*)

※開幕前から五色の宝石の輝きが!

2017年9月15日 (金)

八重洲ブックセンター本店8階がすごいことになってる件

多くのタカラヅカファンに惜しまれつつも閉店した、八重洲ブックセンター日比谷シャンテ店ですが、その後タカラヅカコーナーは本店に引き継がれています。

で、昨日訪ねてみたら、すごいことになってたよ〜((((;゚Д゚)))))))
一度行ってみるべし、です!

※写真は許可を得て撮影させていただきました。


2017年9月13日 (水)

All for One

月組公演。ムラに続いて二度目なのに新鮮な気分で大笑いし、壮大なる壁ドンにときめいて参りましたよ❤️

舞台において通常「予定調和」は避けるべきものですが、この作品は逆張りで、究極の予定調和が追求されてる感じがします。皆の「こうなって欲しい!」という願望があますところなく実現してしまう気持ち良さ!! しかもこの「予定調和」感、東京に来てますますブラッシュアップしたのでは?

ルイ14世は愛希さんにしかできない役だと思うけれど、それもまた受け止められる珠城ダルタニアンあってこそと思います。

細かいとこでは、不思議と目がいってしまう佳城葵さんのリュリとか、夏月都さんが女子に戻ったルイの手を握ってはけていくところとか、印象に残りました。

珠城ダルタニアンがリアル男子感十分のためか、外で男女版としての上演もできるのでは?と、ついつい妄想配役を考えてしまったりしております(笑) いやマジでできると思うんですけど。

※お約束のダジャレ公演デザート「ダルタニ杏仁 〜たべたいよう〜」


2017年9月12日 (火)

風琴工房「アンネの日」

三鷹市芸術文化センターで観てきました。
風琴工房「アンネの日」。
タイトルから推測されるとおり「生理」にまつわる女性たちの物語なんだけど、これがとっても清々しい!

何となくタブーとされてるっぽいだけに知らないことだらけなんですね、と、まず気付かされ、はぁー勉強になったぁという満足感とともに、何だか元気になれる。いろいろ大変だけど(笑)でも、女性一人ひとりにこれにまつわるドラマがあり、それはかけがえのないものなんだなぁと思える、そんな舞台でした。

とある大手メーカーの開発部門や企画部門の女性たちが、社内の新規事業企画コンテスト(リクルートでいうところのNewRingですな)で女性の身体にやさしいノンケミカルのナプキン開発に挑むというお話。とにかく出てくる女性たちの仕事っぷりがこれまたカッコいい。働く女子的にも元気がもらえます。

カップルで観に行くのも良いかなと。それで観劇後に率直に感想を語り合えたら素敵だなと思います。


2017年9月 9日 (土)

雪組全国ツアー相模大野

観てきました!
お芝居「琥珀色の雨にぬれて」
真面目に不器用に恋に溺れていく望海さんのクロードは、ちょっぴり可笑しくて切なくて……。
真彩希帆さんのシャロンが思いの外良かったです。お披露目であの年次でこんな大人の役は荷が重すぎるというのが大方の予測だったけれど、それでも彼女のお芝居にいつしか釘付けになっていました。役者のニンとかそういうものを超えて、同じ女性として素直に共感できるお芝居だったと思います。

まなはるミッシェルの最後の一言「でも、正直言うと、がっかりしたよ」に兄としての想いが凝縮。95期桜路薫ここにあり!を示した、おーじくんのシャルルも目を引きました。そしてシャロンにからんでクロードにやられるコルベール役の人がすごいインパクト!…麻斗海伶くんという人なのですね(←追記:「幕末太陽傳」新人公演で鬼島又兵衛52歳をやった人だったのか!)。

雪組らしく脇の人それぞれの芝居のうまさが際立ち、この作品が名作と言われる所以を再確認した気がします。そして、ここぞという時に歌で決める力はまさに「だいもん砲」ですねー‼️

ショーは新生雪組の門出を祝福する気持ちと、やっぱり湧き上がってくる淋しさとで、私、心が引き裂かれそうでした( ;∀;)
にしても、がおりちゃんの抜けた穴をまなはる、おーじくん、ひなたくんあたりで埋めてくるあたりが何とも心憎すぎます(笑)

ともあれ、見どころ満載ツボ満載、これからの雪組に期待せずにはいられない濃ゆ〜〜い二本立てに大満足でした❤️


2017年9月 8日 (金)

新刊『鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡』発売のお知らせ

新刊『鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡』(ポプラ新書)が発売になりました。

本日あたりから、書店にも並び始めるかと思います。

担当編集者の「想定読者は日本人全員です!!」という一言に乗せられまして、全世界を相手取って書きました(笑)

というのは言い過ぎですが、ファン以外の方も比較的手に取りやすいのではないかと思います。

どうぞご贔屓のほど、よろしくお願いいたします!

※以下が目次です。


【まえがき】

消耗戦に呑み込まれず勝ち続ける力


【序章】ビジネス的・タカラヅカ入門

100年続いてきた商業演劇の雄・タカラヅカ/創始者・小林一三/「阪急電鉄」と「宝塚歌劇団」/「男役」が売りの劇団/なぜタカラヅカはわかりにくいのか


【第1章】鉄道会社がつくる「夢の世界」の舞台裏

「電車を走らせるかのごとく」公演を続ける/厳しいコスト管理と長い目でみた投資/小林一三の「国民劇」構想と宝塚大劇場/レビュー時代に生まれた独自の舞台機構とスピーディーな舞台転換/稽古場から衣装まですべて揃う/羽根も生オケも、本物へのこだわり/情報発信も自前、「人材」も内部で育てる


【第2章】「学校」と「スター」が両立するシステム

なぜタカラヅカは「育てゲー」なのか?/「ひとりの女性として」の教育を重視する宝塚音楽学校/「下級生が廊下を直角に曲がる」理由/卒業後も続く「学校システム」/「未婚の女子のみ」という縛り/暗黙の了解としての「スターシステム」/トップスターはどうやって決まるのか?/「学校システム」が「スターシステム」を支える/「学校システム」による芸の継承


【第3章】「ロングラン」ではなく「新作主義」で攻める

タカラヅカの「新作主義」/「ミュージカル」と「ショー・レビュー」/「洋物」だけではなく「日本物」をやる理由/「夢の世界」に包んで見せるリアル/間断なき挑戦を支える仕組み/「新作主義」の効用/「経験値の蓄積」とブレイクスルー


【第4章】タカラヅカ・ワールドは「消費」を超える

タカラヅカは誰のものか?/今なお継承される「国民劇」構想/「国民劇」と「ヅカヲタ」/コアファンの「ディープ」と「ライト」/ファンと劇団をつなぐ「お客様第一主義」/ファンの声が羽根を巨大化させた?/「消費者」にとどまらないタカラヅカファン


【第5章】「清く正しく美しく」が動かすもの

タテマエではない、宝塚音楽学校の校訓/「清く正しく美しく」が具体的に目指すもの/自然な感情の発露は「美しい」/小林一三の心の拠り所/レビュー時代のタカラヅカを守った/「清く正しく美しい」から生き残った/芸能界の因習にも立ち向かう/ファンにも浸透する創立者の理念/「朗らかに」清く正しく美しく


【終章】タカラヅカ・200年の計

タカラヅカ100年、そして今/学校システムと時代の波/スターシステムのこれから/NPO的ファン組織の課題

2017年9月 4日 (月)

ネモ祭り

「これ…詰めの甘い『アナジ』(1996年雪組バウ)じゃん」
ってのは、わかる人にしかわからない感想。

結局、谷先生の言わんとすることは20年来変わってないんだな。戦いのない平和な世の中を! そんな崇高な目的のために殉じていく人たちの物語。

そして、あのわけのわからない役を一本通して演じ切った彩風咲奈さんは間違いなく「スター」といっていいと思います。
谷作品×咲ちゃんという組合せが思いの外合っているのは発見でした。彼女のストイックさが谷作品の主張するところに合うのかもしれません。

そして、この作品をやり切っちゃうタカラヅカも、何だかんだと楽しんでいるファンもすごい!

珍作度は「邪馬台国の風」を超えてると思う。
そして、珍作も一周回れば愛着が湧くのです。きっと忘れられない作品になると思います。
(褒めてるよ!!)


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